ＮＹ原油先物が１年ぶりの高値を更新、米長期金利の先高感が強まる中、世界景気後退への懸念が高まっています。28日、権利落ち後の日経平均株価は大幅に反落。一方、日銀による早期の政策修正観測もくすぶる中、1ドル=150円が目前のドル円相場は、当局介入への警戒感もあり神経質な動きが続いています。
‌

ブルームバーグ金融ニュースレター9月号は、端末活用術およびESG関連の記事を中心にお届けします。10月第一週、PRI in Person（責任投資における最大規模の国際会議）が日本で初開催となりますが、弊社でもさまざまなサイドイベントを開催します。会場へお越しの際はぜひ弊社ブースへもお立ち寄りください。

投資・トレーディング

【コラム】長期停滞を克服した日本、Ｇ７諸国の羨望の的に変身－Ｍウィンクラー

長期停滞の典型と皆に見なされてきた国が、平均寿命や一人当たりの国内総生産（ＧＤＰ）の伸びでいつの間にか主要７カ国（Ｇ７）をリードするようになり、最高経営責任者（ＣＥＯ）や世界の投資家を苦しめてきたデフレに数十年ぶりに終止符を打った。それだけではない。「日出ずる国」日本はドル建てベースで世界のどの国・地域よりも大きい株式リターンをもたらしている。（続きを読む）

投資・トレーディング

【端末活用術】邦銀株のブレークアウトは始まったばかりか－日銀政策の本格修正迫る

日本の銀行株のブレークアウトは年末まで続く可能性がある。ＹＣＣ政策の終了観測が高まり、長年にわたるマイナス金利で抑えられてきた銀行の収益力が改善する見通しが強くなっているからだ。（続きを読む）

投資・トレーディング

【端末活用術】アームのＩＰＯ調達資金、ソフトバンクＧ債務の満期の壁到来で縮小へ

傘下の英半導体設計会社アーム・ホールディングスの米ナスダック上場は、過去２年間の投資事業で巨額損失を負ったソフトバンクグループにとって万能薬とはならないだろう。（続きを読む）

ESG & サステナブル･ファイナンス

インフレで欧州の気候問題巡るコンセンサス揺らぐ－消費者に余裕なく

2019年、欧州連合（ＥＵ）離脱の条件について議会で険悪ムードの議論が行われているさなか、英国は50年までのネットゼロを法制化した最初の国となった。この法律は１票の反対票もなく可決された。（続きを読む）

ESG & サステナブル･ファイナンス

日本取引所の女性役員比率は世界的低水準、男女平等巡る課題鮮明に

日本取引所グループ（ＪＰＸ）の女性役員比率は、他国の取引所や自社の上場規則目標を大きく下回っており、企業トップにおける男女平等を巡って日本が困難な状況に陥っている実態を浮き彫りにしている。（続きを読む）

その他ウェビナーはこちらから

日本語版  |  英語版

新のESG関連ニュースやリサーチを厳選し、ESGダイジェスト電子版2023 Vol. 3として発行しましたのでご案内申し上げます。オンラインまたはこちらよりPDFをダウンロードしてご覧ください。

ブルームバーグターミナルのデモのご希望はこちらからお問い合わせ下さい。また、金融ニュースレター配信登録はこちらから 。